社会福祉法人 群馬県社会福祉協議会

誠光荘

1.第三者評価機関名

有限会社プログレ総合研究所

2.訪問調査実施日

平成31年3月6日

3.事業者(受審施設)情報

種別 障害者支援施設
名称 誠光荘
代表者 施設長 真下宗司
定員 95名
所在地 群馬県渋川市渋川2908-1
HP https://www.seikoukai-fukushi.org/

4.評価の総評

◎評価の高い点

施設運営に関する事項や利用者への直接支援など、多岐に渡る業務マニュアルが整備され、どの職員でも利用者に対してより質の高いサービスが実施できる体制が図られている。更に利用者のニーズ充足に繋げていくためにはサービスの質の向上が重要である、ということを根拠に、業務検討や権利擁護等の各委員会を多く設け、職員全員で意見を出し合い検討を重ね、考えられたものを各専門職側から利用者へアプローチするという支援実践に活かし、更に検証を重ねられていることは、評価の高い点と捉えられます。

◇改善に向けて取り組んでいる点

利用者へ支援実践されている内容そのものが、本当に利用者のニーズ充足となっているのか否かを、委員会や検討会といった、職員全員の意見を出す場所(検討する場)、決定された内容をマニュアルとして整備し利用者・全職員に伝える(視覚化)ことを明確に実施し、支援の質の向上を常に考え実践されていることは、改善に向けて取り組んでいる点と捉えられます。

5.事業者のコメント

誠光荘では、平成17年に第三者評価を受け利用者サービスの向上に繋げてきました。その後、障害者施策の著しい変化に伴い10年が経過、現在制度が落ち着きを見せ始め成熟する中で、業務の見直しと更なる利用者サービスの向上につながる事を期待し今回改めて受審する事となりました。
結果としては、第三者評価の取り組みを職員研修の位置付けとする事で、職員間の共通認識を図る機会を多く持つことができ、誠光荘の強みである良い人間関係(チーム)を再確認する事が出来ました。
また、改めて業務マニュアルを見直しする事で、既存のマニュアルの補足、新規マニュアル等の整備が出来、大きな成果だったと思われます。
今回の取り組みをきっかけに、今後も利用者サービスの向上を図るため、業務検討委員会及び権利擁護委員会等、各委員会を通じて、業務マニュアルの定期的な見直しや問題点等を解決するための検討会を実施していこうと思います。また、職員間の共通認識を図る研修会等を引き続き実施し、施設全体の利用者サービスを更に向上させていきたいと考えています。

6.評価結果

※評価基準の項目毎の評価結果が見ることができます。

各項目毎の評価結果(698KB)