障害者支援施設　かおる園

１．第三者評価機関名

群馬社会福祉評価機構

２．訪問調査実施日

令和元年１２月２６日～２７日

３．事業者（受審施設）情報

４．評価の総評

◎評価の高い点

• 各種会議の議事録、新しく作成したマニュアル、行事の計画書など共通認識を図る必要のあるものについて、全職員が確認するまでの一時保管場所として寮ごとに配布物ファイルを作っている。
• 日誌記入、申し送り、送迎などの手順が各マニュアルに明確に示されており、新任職員にも浸透している。
• 個別支援計画に基づく支援内容が日々日誌の中で確認されている。
• 二ヶ月ごとに各寮で提出される人権擁護意識を高める標語が、虐待防止委員会で採用され全職員が毎日唱和し、虐待防止意識の向上に取り組んでいる。
• 苦情解決委員会が外部の第三者委員も参加し毎月開催され、苦情及び苦情につながる可能性のある事例についても検討されている。
• 利用者自治会が毎月開催され、事前に「しりたいこと、ききたいこと、つたえたいこと」用紙が配布され利用者の意見が出しやすい環境ができている。
• 年間保健衛生計画に基づき、毎週整体マッサージが希望者に実施されるとともに、毎月嘱託医による診察・乳がん検診・摂食嚥下指導があり、３ヶ月ごとに精神科医の診察が行われ、利用者の健康管理に取り組んでいる。

◇改善に向けて取り組んでいる点

• 内服事故防止のためのマニュアルが作成され、マニュアル内容の充実をめざした取組が行われている。

５．事業者のコメント

　第三者評価を受審するにあたり、自己評価等職員全員で取り組んできたことで、寮や園の職員間でのコミュニケーションが今まで以上に取れたことや、一つのものに全員で臨めたことで貴重な時間を共有することができました。
　評価の方法がシステム評価ということでしたので、改めてマニュアルについての視点や、捉え方について考えるきっかけとなりました。必要に応じて改正や更新を行うなど、実情に合った形で整えてきたマニュアル、と我々は考えていましたが、調査員の方から様々なご意見をいただきました。いただいた意見を参考に、マニュアルの整備を進めてまいりたいと思います。
　施設内の見学をしていただいたときには、実際に行っている支援業務について、工夫している点や良い点などいくつか挙げていただきました。マニュアル整備を進めるとともに、さらに支援の質が向上できるように務めてまいりたいと思います。

６．評価結果

※評価基準の項目毎の評価結果が見ることができます。

各項目毎の評価結果（572KB）